宿曜占星術とは、月の運行をもとにした占いです。
正式名は『文殊師利菩薩及諸仙諸説吉凶時日善悪宿曜経』といいます。
起源は、今から3000年ほど前に、インドで暦として発祥したと考えられています。
日本には、平安時代(約1200年前)に、遣唐使として、中国へ渡った弘法大師空海が多数の経典と共に、持ち帰った中の1つと伝えられています。
月の公転周期(27.321662日)をもとに、月が地球の周りを一周する軌道を27等分(27日)として、1日ごとに月が宿る『月の宿』を27宿と考えます。あなたが産まれた時に宿っていた月の位置で、本命宿が決まります。
これに太陰太陽暦(旧暦)を加味します。それによって、性格・日々の吉凶・毎月の運勢・1年の運・人間関係の相性・人生の流れ等を深く占うことが出来ます。
月は太陽よりも本能や感情をつかさどり、その満ち欠けで体や心にさまざまな影響を及ぼします。 宿陽占星術を用いると、自分自身では意識できない深層心理を知ることが出来ますが、隠されている本能・内面をあぶり出してしまうため、自分自身の内面に眠る受け入れがたい陰の部分に、時として戸惑うこともあります。
しかし、太陽が示す陽の部分・表面的な性格や行動だけを自分の本当の姿であると錯覚してしまうことは、大変危険なことです。 陰の部分を知ることにより、今まで気付かなかった自分の心の奥を知り、欠点や足りないところを直していく可能性を広げることが、よりよい人生に繋がります。 うまくいかない人間関係や、相性の悪さを解消し、未来をよりよい方向へと変えていけるようになるのです。
宿陽占星術では729通りもの相性を占うことが出来ます。恋人・友人・会社の人間関係・家族など、すべての人間関係を、驚くほどの的中率で占えます。
人生の悩みは、往々にして日々の生活に関わる人との相性にかかっています。恋愛や結婚はもちろん、会社の上司や、部下同僚との関係、友人関係など……。他人との関わりは一生切れることがありません。
宿曜占星術ではこれらの対人関係を詳しく占うことが出来ます。
『どうやったらうまくいくのか?』
『この争いは、どう解決したらよいのか?』
『いつ結婚できるのだろうか?』
『上司との相性は良いのだろうか?』
といった問題です。
また、宿陽占星術は、日々の運勢を深く知ることが出来るので、
『今日をどのように過ごせばいいか?』
『今は積極的に攻める行動がいいのか?』
『それとも、受身で、静かに守りに徹する姿勢がいいか?』
という指針を、前もって得ることが出来ます。
27日周期で巡る9日ごとに切り変わる3つのサイクルを知ることで、自分の行動が、正しいのか・まちがっているのかを確認出来ます。
9日ごとに切り変わる流れを紹介します。
☆名(めい) 現世(活動期)
今現在やるべき課題が、はっきり出てくる時。
静かに自分を振り返って、瞑想して、気付きの週です。
☆業(ごう) 前世(魔のウィーク・暗黒週間)
カルマが現れてきます。
前世でやり残したことが過去の宿題として現れやすい週です。
この期間は、体力・気力も少し落ちて、体調も不安定になりやすく、人間関係でも嫌な事が増えます。この業のサイクルの時を、宿曜占星術では「暗黒週間」といって、要注意の週と教えています。
この期間中に巡ってくる「衰の日」「壊の日」は特に運気も下がり気味なので、いつもの自分ならしないようなことをしてしまったり、本音を吐き出したくなってケンカしてしまったり、隠していたことがばれてしまって困惑したりします。年・月の巡る運勢によっては、自らの命にも関わるような出来事が訪れる場合もあるため、要注意の週間と警告してます。
☆胎(たい) 来世
転換期の流れが強く、これから先の未来を描くとき。
やりたい事や、目的・夢・希望がはっきりするとき。
期待して前向きに明るく進む週です。
このように9日ごとに訪れてくるサイクルの意味を知ることで、自分の今の状況や、感情の不安定な原因がわかり、むやみにイライラしたり、うつうつと一人で悩んだりすることなく、冷静に今の流れを理解出来ます。 安定した人生を送るための知恵の1つとして活用して頂きたいと思います。
月のエネルギーの作用によって、日々変わりゆく相性や運。
相手の方とけんかをしてしまった原因。
連絡が来なくなってしまったとしても、今の流れの中、日々変わる運勢を知れば不安も悩みも軽くなります。
ご自分が今、どのような時にあるのかを前もって知っていれば、トラブルや、心配事も回避できます。
的中率の高さと、歴史ある宿曜占星術。
ぜひ一度そのすばらしさを体験してみてください。
私は自信を持って宿陽占星術を紹介いたします。